アイレスフレックスZの修理

アイレス写真機製作所の二眼レフカメラ・アイレスフレックスZですが、
銘版が「AIRES reflex」のため輸出版のようです。

Z型もいろいろ種類があるようで、
ニコンのニッコールレンズ付きやオリンパスのズイコーレンズ付きのものがあります。

今回のご依頼品のレンズはコーラル7.5cm/f3.5です。

シャッターの動きが緩慢なため、分解清掃整備となります。

 

フィルムカメラ修理のご相談はヨコタカメラへどうぞ

流氷の見える丘 2

2017年3月 小清水町止別川河口

2017年3月 小清水町止別川河口

北海道の冬は長いようで短い。

11月から降り始めた雪も3月に入ればピークを過ぎ、路肩や空き地に捨てられている巨大な雪の塊もじわじわと溶け始める。溶けきった草地からふきのとうがポコポコと頭を出すが、北海道ではそれを摘んで食べる人はほぼいない。

時間が空いている限り撮影に行くようにしているが、移住1シーズン目でビビっているためか、なかなか思うような遠出ができなかった。網走を中心に、斜里、ウトロ、標津、羅臼、弟子屈など、十分日帰りできる距離に撮影範囲が限られてしまったのは悔やまれる。

来シーズン(と言ってもあと半年もすればまた雪が降り始めるが)こそは冬の十勝、帯広方面まで足を伸ばしたいし、まだまだ行けていない地域が多く、道東の広さを実感する。

日本は小さな島国と思われているが、実はとても広い。気候も幅広くそれぞれの地域で独自の文化が発展している。中でも北海道は四季の変化が大きく、時間の流れを肌で感じやすい場所だと思う。その中にいる僕は何を見つめることができるだろう。むしろ何を見たいか、なのかもしれない。

雪が雨にかわるころ、川は雪解けの水で濁り、海は色を取り戻し、雪が溶けて葉のない裸の山に鹿の姿が見える。

人は見ようとするものしか見えない。興味ないものは視界に入らないものだ。

大きな季節に包まれて、日々見たいものにカメラを向けて行くことにする。

写真家・松井宏樹
https://www.matsuihiroki.com/

 

写真展開催のお知らせ
2017年5月1日(月)~15日(月)
新宿ゴールデン街 こどじ
Open 19:00~24:00(日曜日休み)
〒160-0021
東京都新宿区歌舞伎町1-1-9 2F
TEL:03-3205-1373

 

フィルムカメラ修理のご相談はヨコタカメラへどうぞ

星の模様? ローライコードVの修理

RolleicordV

ローライコードV型です。
Va型、Vb型になるとピントノブが向かって右側になります。

フィルム室側からレンズの方を除いた画像です。
星型の模様が見えますね。これは何でしょう?

RolleicordV
じつは、これシャッターが開き切らず、あるいは閉じ切らずに止まってしまったものです。
(決してレリーズの瞬間を撮影したものではありませんよ)

原因ですが劣化したグリスと汚れなどが混ざり可動部の動きを悪くしたしてしまった場合が多いですね。

こうなると、シャッターを分解、洗浄、グリスアップなどをしないと元には戻りません。
またシャッター羽根に付着した油はきれいに洗浄しないと再発してしまいますので
完全に分解してからの調整になります。

RolleicordV

フィルムカメラ修理のご相談はヨコタカメラへどうぞ

バナーにしてみました

ブログのサイドメニューにあるヨコタカメラへのリンクが地味だったので分かりやすくするためにバナーにしてみました。

 ← これです。

修理でご相談がある方はどうぞご覧ください!

フィルムカメラ修理のご相談はヨコタカメラへどうぞ

流氷の見える丘 1

2017年2月1日 網走流氷接岸日 能取岬より

2017年2月1日 網走流氷接岸日 能取岬より

冬の網走には流氷が接岸し海は真っ白に静まり返る。そんな様子が一望できる丘に、いま暮らすアパートは建っている。夕方といえるような時間には辺りは真っ暗になっていて、雪に閉じ込められた夜はいっそう長く静かに感じ、暗室の赤いランプの中には冬の北海道が浮かんでいる。

2016年2月に東京から移り住み、2度目の網走生活がスタートした。1度目は大学生活で4年間暮らし、今回は暮らしながら撮影をするのが目的だ。

1度目の生活ですっかり北海道、特に道東の環境に惚れ込んでしまった僕は、卒業後も時間を見つけてはちょくちょく訪れていたが、東京での生活の区切りをきっかけにとうとう住みつくことを決めた。
もはや憧れとなっていたこの地で、そこにいるものとして写真を撮りたかったからだ。

網走で暮らし始めてちょうど1年後、写真専門学校の同級生であり【ヨコタカメラ】店主である横田務氏に写真と文の連載を持ちかけられたのには驚いた。用事で訪れていた東京で再会し、渋谷の安い居酒屋で『ホームページに写真と文を連載しない?」を持ちかけられ、酔った勢いと根拠のない自信で引き受けてしまった。
出会ってちょうど10年が経つが未だに何を言い出すか掴めない人で、この時も「よこさん、こうくるか~」と驚きつつも嬉しかった。期待に応えたかった。

流氷の見える丘で、しばらくもの思いにふける時間が増えそうだ。

写真家・松井宏樹
https://www.matsuihiroki.com/

フィルムカメラ修理のご相談はヨコタカメラへどうぞ

「流氷の見える丘」はじまります。

2017年4月より毎月1回、北海道は網走在住の写真家、松井宏樹氏より
当ブログに写真エッセイを寄稿していただけることとなりました。

彼は僕と写真学校時代の同級生で卒業後、写真家として活動をはじめました。
2016年から網走に拠点を移し、写真活動を続けています。
そんな彼の観た景色、思いをみなさんに感じてもらえればいいなと思っています。

タイトルは「流氷の見える丘」です。
どうぞお楽しみに!

松井宏樹
1983年     静岡県浜松市生まれ
2005年     東京農業大学オホーツクキャンパス卒業
2009年     東京ビジュアルアーツ専門学校写真学科夜間部卒業
2012年  GRAF Publishers設立、写真同人誌GRAFを刊行(2014年、vol.08まで活動)
2015年  自主レーベル【PINE TREE BOOKS】設立
2016年  北海道網走市へ移住

詳しくはhttps://www.matsuihiroki.com/をご覧ください。

フィルムカメラ修理のご相談はヨコタカメラへどうぞ

1月の営業日

新年あけましておめでとうございます。

昨年は、おかげさまで多くの方々から修理の依頼をいただきました。依然、混み合っている状況が続いており、お待ちいただいているお客様におかれましては、ご迷惑おかけしておりますが、納期を短縮するべく鋭意努力する所存です。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

1月の営業日を更新しました。

http://yokota-camera.com/