外光式露出計を備えた二眼レフカメラ、ヤシカマット124Gです。
今回露出計の不動とその他各部点検でした。
ボディ上部の銘版裏の露出計内蔵部です。
モルトの劣化とミラーの汚れが目立ちます。
こちらは側面(左手側)です。
モルトの劣化、操出機構部のグリース劣化、それと電池ボックスの腐食がみられます。
これらはすべて清掃除去し、モルト交換、グリス交換をします。
さて、電池ボックスの腐食ですが、これは電池を入れたまま放置すると液漏れをおこし、それが金属部分に付着し劣化させるというものです。
今回の露出計の不動もこの腐食が原因でした。
軽度のものは清掃で除去できますが、液漏れがひどいと配線などの周辺部品にまで影響してし故障の原因となります。
カメラに限らず長期間使用しないものはなるべく電池を外しておきましょう。