東京光学・トプコンR2(オートマチックトプコンR)のカメラ修理

その他

今回のご依頼品はトプコン・R2です。
R2の名前で通っていますが、正式にはオートマチック・トプコンRと呼ぶそうです。

トプコンは以前は東京光学(東京光学機械株式会社)という社名でしたが1989年にカメラなどに使用されるブランド名【トプコン】をそのまま引き継ぎました。

トプコンR2はそれまでにあったトプコンR(1957年)の改良版として1960年に販売されました。
改良点はそれまで半自動絞りだった機構が完全自動絞りとなりました。

半自動絞りとはシャッターを切るときは絞り込まれますが、そのあとも解除するまで絞り込まれたままの状態です。
完全自動絞りはシャッターを切った後、絞りが解放に戻る機構です。

また、セルフタイマー機構を追加。
前期と後期では形状が異なるようです。
ご依頼品はレバー部分が丸い形状の前期型でした。

さて、今回の修理はシャッター動作が不安定なことと付属のレンズオートトプコール58mm / f1.8 のピントリングが滑ってしまうというものでした。

シャッターについてはスロー系統の不具合があり、分解して洗浄と注油を行いました。
また、シャッター幕が不安定だったため、調整をしました。
インスタの画像は前板をボディから分離したところです。
念のため分解、特に問題点はありませんでしたが清掃とグリスアップ等をおこないます。

ピントリングについてはヘリコイドのグリス劣化があり、固着した状態で回したため、ピントリングが緩んで滑ってしまったようです。こちらも分解洗浄とグリスアップ。
ずれたピント指標は正しい位置に調整を行いました。

Tokyo Kogaku
R2(Automatic-TopconR)前期モデル
製造年月:1960年7月
シャッター:布幕横走りフォーカルプレーン
シャッタースピード:B,1秒~1/1000秒
フィルム/フォーマット:135タイプ/フルサイズ
レンズ:F.Auto-Topcor 58mm / f1.8
マウント:エキザクタマウント

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