レンジファインダ

カメラ修理のはなし

小西六・コニカⅡ型のカメラ修理

小西六は遡れば明治創業の会社です。カメラをはじめ、フィルムなどのカメラ用品も製造していましたね。現在はカメラ事業は完全に撤退してしまいしたがコニカミノルタとして存続しています。社名にもなっているコニカですが、元々はカメラの名前です。第二次大...
カメラ修理のはなし

リコー500GXのカメラ修理

1974年リコー500Gが誕生しました。ご依頼品は1977年発売の後継機種500GXです。系譜的には500G → 500GS → 500GXとなります。このカメラ基本的にはシャッタースピード優先AEでの撮影になりますが、指標をA(AUTO)...
カメラ修理のはなし

コニカC35FDのカメラ修理

コニカC35FDはシリーズの中でも高級機として位置づけられ、日中シンクロを気軽にできる機種として1973年に販売されました。ひときわ大きく明るいレンズはヘキサノン38mm/f1.8です。シャッタースピード優先AE機構をもち、撮影意図に合わせ...
カメラ修理のはなし

コニカC35フラッシュマチックのカメラ修理

「ジャーニーコニカ」の愛称で親しまれたコニカC35。flashmaticはフラッシュ撮影をより気軽にできるよう初代C35から改良された機種となります。銘版の下に【flash matic】のタグが付いていますね。コンパクトながら35mmフィル...
その他

レンズが外せない!アーガスC44のカメラ修理

世の中の子供たちの中心がファミコンだった頃、ジャレコからアーガスというシューティングゲームが発売されました。トモダチが持っていて何度かプレイした記憶はあるけれど、内容については全然思い出せません。ナムコのゼビウスは音楽とか今でも覚えているの...
カメラ修理のはなし

モルト剥がしが大変です。プラウベルマキナのカメラ修理

今回の修理はプラウベルマキナW67です。プラウベルは元々ドイツのメーカーでしたが当機種は日本の「カメラのドイ」に買収された後に販売された製品です。プラウベルマキナ67はフィルムフォーマットが6×7判でありながら折りたたみ式ですので携行性も良...
コダック

コダック メダリスト2(kodak medalist2)のカメラ修理

コダックの中判カメラ、メダリスト2の修理です。620フイルムというちょっと特殊なロールフイルムを使うカメラですね。金属質でずんぐりがっしりとしたフォルムです。レンズを繰り出すとヘリコイドがむき出しになる構造です。今回はシャッター粘りが出てい...
カール・ツァイス

カールツァイス・イエナ、ヴェラのカメラ修理

カールツァイス・イエナのコンパクトなカメラ、WERRAです。ヴェラと読みます。一見、カメラのレンズカバーのようですが、逆につけるとフードに変身します。とてもシンプルでスタイリッシュなデザインですね。巻上げレバーもありません。シャッターチャー...
流氷の見える丘

北海道は中判で【流氷の見える丘7】

北海道の短い夏はあっという間に過ぎ去り、9月になるとあっけないほど簡単に寒くなっていく。朝晩の冷え込みも1桁になるので、簡単な暖房を入れ始めました。四季がとてもはっきりしているため、ぼやっとしていたらあっという間に季節に置いていかれる。日々...
ニコン

ニコン Wニッコール・C 3.5cm/f3.5 のレンズ修理

Lマウントのニッコールレンズです。ニコンでは独自にSマウント規格を採用していましたが、Lマウント採用のニッカにも供給していました。ご依頼品は絞り羽根に回った油の洗浄です。このレンズ分解していくと、とある箇所にものすごく小さなイモネジを使用し...
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