yokotacamera

その他

コーワ SIX MMのカメラ修理

コーワの中判カメラ、コーワSIX MMの修理です。今回はシャッター、ミラーの動作不良です。このカメラは構造的にはそう複雑でもないのですが、モルトの量がとにかく多い。真ん中に見えるのはミラーダンパーですが、これを外すのにまずは劣化したモルトの...
カメラ修理のはなし

アイレスフレックスZのカメラ修理

アイレス写真機製作所の二眼レフカメラ・アイレスフレックスZですが、銘版が「AIRES reflex」のため輸出版のようです。Z型もいろいろ種類があるようで、ニコンのニッコールレンズ付きやオリンパスのズイコーレンズ付きのものがあります。今回の...
流氷の見える丘

短い冬。道東をみつめる【流氷の見える丘2】

北海道の冬は長いようで短い。11月から降り始めた雪も3月に入ればピークを過ぎ、路肩や空き地に捨てられている巨大な雪の塊もじわじわと溶け始める。溶けきった草地からふきのとうがポコポコと頭を出すが、北海道ではそれを摘んで食べる人はほぼいない。時...
フランケ&ハイデッケ(ローライ)

星の模様? ローライコードVのカメラ修理

ローライコードV型です。Va型、Vb型になるとピントノブが向かって右側になります。フィルム室側からレンズの方を除いた画像です。星型の模様が見えますね。これは何でしょう?じつは、これシャッターが開き切らず、あるいは閉じ切らずに止まってしまった...
流氷の見える丘

2度目の道東【流氷の見える丘1】

冬の網走には流氷が接岸し海は真っ白に静まり返る。そんな様子が一望できる丘に、いま暮らすアパートは建っている。夕方といえるような時間には辺りは真っ暗になっていて、雪に閉じ込められた夜はいっそう長く静かに感じ、暗室の赤いランプの中には冬の北海道...
お知らせ

「流氷の見える丘」はじまります。

2017年4月より毎月1回、北海道は網走在住の写真家、松井宏樹氏より当ブログに写真エッセイを寄稿していただけることとなりました。彼は僕と写真学校時代の同級生で卒業後、写真家として活動をはじめました。2016年から網走に拠点を移し、写真活動を...
おすすめ本

単行本「失われた手仕事の思想」

古本屋で見つけたこの本は、著者自らが全国を回り、鍛冶、萱葺き、籠細工、石工、木炭作り、木挽などの職人を訪ね、受け継がれてきた技法や仕事に対する心構え、生活風景、職業の歴史的背景などを詳細に記録した本です。著者は多くの職人からの聞き取りを基に...
カメラ修理のはなし

トプコン(東京光学)・プリモJrのカメラ修理

東京光学のプリモJrの修理です。現在はトプコンという会社です。二眼レフカメラですがとても小さなカメラです。比較でiPhone5を並べてみました。フィルムはベスト判(127判)というフィルムを使います。今回は緩慢になってしまったシャッターの整...
ミノルタ

ミノルタ・ハイマチックのカメラ修理

ミノルタ・ハイマチックの修理です。シャッター不良を含む全体点検整備をしました。
おすすめ本

絵本「漂流物」

今日、もうすぐ1歳になる娘と初めて図書館に行きました。たまたま借りた本があまりに感動的だったので紹介させてください。画家ロックウェルのような写実的で古き良きアメリカ風のイラストに惹かれ、よく読まずに借りたら、フイルムカメラが主人公の本でした...
error: Content is protected !!